掲載している小説についての、どうでもいい話や言い訳的な長いあとがき。
の、総まとめ。
ようするに、09年上半期に掲載した各SSを振り返ろうという企画(?)です。
■前書き
多分、燃え尽きちゃったんでしょうね。
最初の頃の勢いが嘘のように、SSが完成できなくなっちまいましたよ。タハー
数は少なめですが、ちゃんと振り返っていこうと思います。
□東方Project
■ベルベットルーム (作品集66) 1760点
地霊殿のキャラで誰か書きたいと思っていた所に、ねこ鍋ネタが降ってきたので、
お燐が土鍋で寝るだけの話。
ただそれだけで、さして面白いわけでもなく、どんでん返しがあるわけでもなく。
普通のオチでした。
魔理沙は意味も無く序盤に出てくるだけだし、幽々子が突然タイミングよく遊びにくるとか。
今思うとものすげー、ご都合主義です。
■とても大切なお客様 (作品集67) 990点
まさかの3桁ですよ。奥さん!(だれ
まぁ非常に短いし、内容も洗練されてないからしょうがないとは思います。自分が悪い。うん。
ふと唐突に、叙述トリックをやりたくなって、
一見、小町がメインキャラの誰かを彼岸へ送るという悲しい物語。に見えて、
実はメインキャラじゃないっていう。
コメントで「かるめ焼きはイメージとして結びつかなかった」と言われてたのですが、
かるめ焼きそれ自体ではなく、それが出来る様子が、まるで星の魔法みたいだと小町に言わせて、
魔理沙だと勘違いして欲しかったのです……まぁ、上手くいかなかったって事でしょう。
何となく、一つの作品というよりは、物語の中のワンシーンっぽいですけど、
前後の話がまったく思いつかなくて、こうなっちゃいましたとさ。
■虹色の恩愛 (作品集68) 1780点
「ザ・リベンジ・オブ・虹色の弑虐」
過去に書いた、「虹色の弑虐」のリメイクのような続編のような、よく解らない作品。
一応、今期の中では一番力を入れた作品。
時間軸としては進んでるので、やっぱ続編になるのかなぁ。
"八雲紫"が代々受け継がれるモノであるとして、ならばどういった時に受け継ぐのか?
というのを書いてみました。
作中、試験的ではあったけど、沢山のルビ(振り仮名)をつけました。
難読漢字や、比喩表現のために使う事は多々ありましたが、
やはり全ては、
>―――“八雲紫”が”八雲藍”にその名を譲る時。
>それは、己の式(こども)が成長する喜び……親の心を知った時なんですね
この部分。式を子供と読ませるがためにルビを振ってきたのだと、今なら言えます。
■蓬莱人が死んだとさ (作品集70) 2770点
いつかやろうと思っていた、妹紅と輝夜で京vs庵の掛け合いネタ。
「炎がお前を呼んでるぜ」、「なら燃え尽きろ。潔くな」 がやりたかっただけの作品。
……ではなく。いや、それも5割ぐらいはあるのですが、
殺し合いをする二人のうち、どちらかが本当に死んだとき、残された方はどうなるのかなー。
というのを考えてみた作品です。
蓬莱人が本当に死ぬ……と、いうのは流石に二次創作と言えど、原作の意味がなくなってしまうので、
実際は死んでないよー、ちょっと生き返るのが遅れただけだよー、となりました。
安易に慧音が何とかしてくれたよ! というのは芸が無くて自分では無いなと思ったのでやりませんでした。
ちゃんと別の理由が作れて一安心したのを覚えてますw
どうにも、最後の晩酌シーンをカットしたのが不評みたいで、
でもそのシーンを書いたとして、既に同じ事を妹紅と慧音で語っているし、酒飲むだけで動きはないし、で
カットしたんですが、ダメだったみたいですねぇ。素直に自分の力量不足って所でしょうか。
■CANDT (作品集77) 1400点
前作「蓬莱人が死んだとさ」より約3,4ヶ月ぶりとなる東方SS。
地味に書いた事なかった射命丸と、一応メインに椛を添えて。
取材記録という形で章別けをしたお陰で、途中冗長になりそうな部分を(省略)という風に出来たのが良かったかな。
最初の方は、何をしてるのか解らない風にして、後半になって判明させたかったのです。珈琲派か紅茶党かの調査を。
後は、口汚く喧嘩するシーンは、最初はもっと汚かったですねぇ。
流石にこれは不味いだろう、と自重して今のような口汚さに落ち着きましたが。
タイトルはC AND T で、「C」offee &(AND) 「T」ea で、
珈琲と紅茶だったんですが、やはり初見じゃCANDTって何?って感じであまり惹かれないですよねぇ。
と今になって反省。
□総評
一応、東方SS以外にもオリジナル長編を載せてたのですが、
故あって撤去したので、敢えて触れません。
前書きでも言ったけど、やっぱり、燃え尽きちゃった感があって、
以前みたいにポンポンとネタが浮かばないんですよねぇ。
あるいは書き出してみても、納得のいく出来じゃなかったり、収拾がつかなかったりで、ボツになってね。
09年下半期も、適当にゆるゆるとやっていこうと思います。
ではでは。ノシ
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