掲載している小説についての、どうでもいい話や言い訳的な長いあとがき。
今回は、「虹色の弑虐」について。
まず始めに、作中で用いた難読漢字の解説をば。
「弑虐、弑逆」:しいぎゃく。臣下が主人を殺したり、子が親を殺したりする事。
「添水」:そうず。竹筒に水を流し入れてカコーン、と鳴らすヤツ。ししおどしとも。
「鈴」:りん。本来の漢字が環境依存文字だったので簡略字としての「鈴」。
何かというと、仏壇に置いてあるチーン、とならす鐘の事。
こんなもんかな?
さて。
緋想天では、紫をメインに使ってますし、キャラソートでは幽香と並んで2位でした。
なので、八雲紫(とその式)をメインで何か話を……というのが最初。
そして創想話で咲夜さんや霊夢が死ぬ話(死んだ後の話)はよく見るけど、
紫が死ぬのはあまり見ないなぁ、と思ったのがキッカケだったかな。
まぁ、自分はあまり他の方の作品を読まない方なんで、実は紫が死ぬ話が沢山あるのかもしれませんが。
ただ、藍が現在時制より成長している必要があるので、結局は霊夢が死んだ後っていう話でもあるんですがね。
それに伴い、求聞史紀を読み直してたら、
> 古くは、幻想郷縁起阿一著の妖怪録にも、それらしい妖怪が登場している。
> その時代にあった姿で現れるという。
という一文を見つけたので、じゃあ実は昔の紫は今の紫じゃないんじゃね?
と思いつき、そこから話を膨らませてみました。
とはいえ、それ以外は割と無難に落ち着いてしまい、もう一捻り出来たらよかったかなぁ。
なんて今更ながら後悔。
その無念は次回作に持ち越して晴らせれるように頑張ります。
ただ、紫が最後の言葉を並べていく場面は、わざとベタな感じにしてます。
変に藍が落ち着いてたり、紫が無様な泣き言並べたりするのはキレイじゃないと思ったので。
今回、初めて弾幕勝負の戦闘描写を書いてみましたが……。
いやはや、難しいにも程がある。
複雑怪奇な弾の軌道を言葉で説明するのは難しい。っていうか無理だろこれ!
幸い、二次創作の特権として、既にあるイメージを元に書いたので、そこまで苦労はしてませんが。
オリジナルスペカとかかなり恥ずかしいけどね!
魍魎「二重黒死蝶」の強化版、魍魎「弐色煉死蝶」とか……、
空餌「狂躁高速飛行体」の藍バージョン、空餌「狂躁光速飛行帯」とか……。。。
恥ずかしいったらありゃしない! 特に突っ込みが入らなかったのがせめてもの救いか。
紫が死に、おそらくは三途の川を渡ったのでしょうが、閻魔の判決が気になります。
幻想郷の繁栄に務めてきたという事で、無罪なのか。
長い長生きをし強大な力を振りかざし他人を嘲笑ってきたという事で、有罪なのか。
もし、無罪で冥界に魂が送られたら、幽々子と末長くよろしくやってそうっていうwww
そういうオチも考えたけど、まぁ、やっぱりしんみり終わらせたかったの。
藍を橙に置き換えて、紫を藍に置き換えるだけで、後日談になるという優れモノ(違う
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